侵蝕3～淫魔の生贄～

剧情简介

魔術師の家系に生まれた水無月美沙?と桐原夏姫。
ふたりは元々仲の良い姉妹だったが、両親の離婚で別々に暮らしていた。

父親のもとに残った美沙?は魔術師になるべく厳しい修行に明け暮れているが、魔術師の才能は夏姫のほうが遥かに優れていた。
父親に認められたくて思い詰め、虐待とも言える修行に耐え塞ぎ込んでいく美沙?。
そんな彼女を見かねた夏姫が、「水無月の家系を継ぐ」 と言いだしてから 2人の関係はぎくしゃくすることとなる。

ちょうどその頃、学園に高岡幻夢と名乗る美少女が転校してくる。
人間ならざる彼女は度重なる失敗で魔力を失ったために、地脈のあるこの地へ休息しに来ていた。
魔術師の家系である美沙?は彼女の正体に気が付くが、害の無い内は不干渉なのがこの世界の不文律だった。
しかし幻夢は、魔術の才能の無さに悩む美沙?に ｢私が魔女になる修行を “指導” して上げましょうか？｣ と持ちかける。
『使い魔』 の卵を渡し、「自分の魔力で孵せば魔力を強化してあげる。その代償として、自分を生贄に捧げる必要があるけど」 と。
そして美沙?は悩んだ末に、幻夢の “指導” を受け入れてしまうのだった。

なにかに取り憑かれたかのように、急激に魔力を成長させた姉に驚く美沙?。
思いつくのは幻夢との “契約” ぐらいだが、父はどんな手段であろうと能力が優れていれば構わないと言い放つ。
このままでは美沙?の精神が保たない、自分が能力で勝たねばならないと思い詰めた夏姫もまた、幻夢の魔の手に落ちることに……。